Seasar ユーザだったプログラマが目指す OSS の世界展開
数年前、本業で SAStruts、S2JDBC を使った開発をメインに行っていました。
現在では Java での技術選択の第一候補は Spring Framework に移り変わり、かつては Java が多かった現職の開発言語も現在は Ruby や Scala が多く選ばれるようになりました。
Scala という言語に魅せられている私は、世界中の開発者に広く使っていただくことを目指して、日々 Scala の OSS を開発しています。
Java と比較するとまだまだマイナーな Scala で OSS をやるなら、Seasar2 のように国内だけにフォーカスすることは考えられなかったこともあり、はじめから世界を視野に入れるということはごく自然な流れでした。
私の OSS に対する取り組みには「仕事で使えるものを提供したい」というポリシーがあるのですが、考えてみるとこれはかつての Seasar コミュニティの影響を受けていることに気づきます。
世界中に広く受け入れられたという状況にはまだまだたどり着けていませんが、私の OSS に対する取り組みについて Seasar コミュニティの皆様にお話させていただければと思います。
登壇者プロフィール
瀬良和弘: ScalikeJDBC、Skinny Framework など Scala OSS プロジェクトリード。Scalatra、json4s、Scalate のメンテナ。
エムスリー株式会社、ソフトウェアエンジニア。様々な医療系 Web サービスの開発・運用全般に従事。