谷本心

Spring Boot for the Seasar Developers – みんなが欲しかったアレもソレもここにある

S2DaoやS2JDBCの2way SQL
MayaaやS2JSF、TeedaのプレビューできるHTMLテンプレート
Hot Deployを使ったサクサク感のある開発
Doltengによるプロジェクトの作成

Seasar2を使った経験がある皆さんも、最初はそのような機能に興味を持ったことがきっかけではなかったでしょうか?
僕もそんなエンジニアの一人でしたが、残念ながらSeasarの成長が鈍りゆくなかで、別の選択肢を探し続けました。

それで至ったいまの結論が、Spring Bootです。

Microservicesなどのバズワードが騒がれ、世のシステム開発のトレンドが移りゆくなかで、
Java8 + Spring Bootを用いた開発は、あの頃のSeasarのように発展的な成長を続けています。

このセッションでは、Spring Bootを使ったシステム開発手法についてデモを交えながら解説するほか、
Microserivces時代の新しいデザインパターンに対応する機能群を紹介します。

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浜本階生

SeasarとSmartNews、過去と未来

日米で1300万ダウンロードを達成したニュースアプリのSmartNewsは、2010年、個人プロジェクトとしてのWebクローラの開発に端を発しています。このプロジェクトはSeasarを広範に利用しており、ハイパフォーマンスなシステムを構築する上で、Seasarの強い恩恵を受けることができました。
2015年現在、Seasarを取り巻く環境は、当時と比べて大きく変化したように見えます。一方、SmartNewsの内部では、よりスケーラブルなアーキテクチャを目指して刷新が進み、Seasarへの依存性は日に日に弱まっています。
SmartNewsの中からSeasarを見つめてきた私の視点から、これまでとこれからのものづくりについて、未来志向でお話できればと思います。

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はしもとまさのり

ごめんなさい。

2009年を最後に開催されていなかった Seasar Conference 。無開催の時期を謝るとともに、2015年の開催にまつわる不手際等も謝ります。また、無開催の時期に何をしていたか?これからどうしていきたいかなどを、時代背景とともに、おそらくこういうことしたらいいんじゃないか?などの提案を、締まりなくお話します。

Seasar関係者や、いままでの Seasar Conference に協力してくださった方々への楽屋ネタ。

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くりはらまさたか

SIの終焉3

2012年の「SIの終焉」とその後日談にして海外渡航前夜である2014年の「SIの終焉2」。米国に場所を移して心機一転ビジネスチャンスを探すはずが、そこにあるのはどう見てもバブルな一方で死屍累々あふれる道だった。

持ち前のメンタルタフネスを武器に迷走と孤独に耐えるだけの日々も、予想だにしない角度から訪れたきっかけで200万ドルの出資と顧客を同時に得て次のステージへ。かくして米台日で時差をまたいだITサービス開発がはじまった…たった一年とすこしの経験でも全て知ってるかのように放談する、SIが終焉したその後の世界。

老いたエンジニアは今後の10年をどう生きるのか。

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大谷晋平(@shot6)

Seasarからクラウドへ、振り返って知る技術的に重要だった観点のある個人的観測について

ISIDでSeasar関連のビジネスなどをやった後、Amazon Data Services Japanにジョインし、クラウドのビジネスに携わってきて早くも5年近くが経ちました。その当時は非連続なところではないかと思っていましたが、いま振り返れば技術の面では様々な気づきや類似のところがあり、面白くも感じています。

そこで本セッションではあくまで個人的な観点になりますが、技術観点で振り返ったときにSeasarのコア技術はどうみえているのか、そこからクラウド、その先に至る道を考えたときの個人的な意見を述べてみたいと思います。出来ればその先の技術の話などもできればいいなと思っています。ぜひお越し下さいー。

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原陽亮

LeoFSの未来 (The future of LeoFS)

LeoFSは、近年、爆発的に増加している「非構造化データ – Unstructured data」を格納するストレージ – Cloud Storage として、2010年2月から楽天技術研究所で開発が始まり、その成果をOSSとして公開してます。

非構造化データは、ビッグデータ解析のために蓄積されるデータセンサーネットワークデータデジタルコンテンツアプリケーションのログ・バックアップデータ 等があります。これらは、今後もますます増え続けていくことが予想されている為、私たちは、次の3つの特徴を持つストレージを必要としてます。

  • High Availability (高可用性)
  • High Cost Performance Ratio (高コストパフォーマンス)
  • High Scalability (高スケーラビリティ)

私たちは、より高いコストパーフォーマンスの追求と、より高い信頼性を獲得するために 次のことを計画してます。

LeoFS v1.4では Erasure Code の導入、v2.0では、Data Deduplication (データ重複排除) が実装される予定です。

さらに、v2.0では、LeoFS Storage Systemが稼働中に蓄積した多くの情報を元に自ら学習し、自ら最適な状態にすることで、常に高いパフォーマンス、高い信頼性をクライアントに提供することを可能にします – 自律稼働ストレージ (Autonomic Storage) が実現するでしょう。

「LeoFSとは何で、何ができるのか・できないのか、そして、どこに向かうのか」そのような疑問に答えます。

 

対象オーディエンス

  • 自社で安価で安全なストレージシステムを構築したい方
  • ビッグデータ解析の元データ – 非構造化データの格納ストレージをお探しの方
  • Data-HUB/Data-Pipeline を構築するために必要な ハイパフォーマンス・ストレージをお探しの方

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瀬良 和弘 (@seratch)

Seasar ユーザだったプログラマが目指す OSS の世界展開

数年前、本業で SAStruts、S2JDBC を使った開発をメインに行っていました。
現在では Java での技術選択の第一候補は Spring Framework に移り変わり、かつては Java が多かった現職の開発言語も現在は Ruby や Scala が多く選ばれるようになりました。

Scala という言語に魅せられている私は、世界中の開発者に広く使っていただくことを目指して、日々 Scala の OSS を開発しています。
Java と比較するとまだまだマイナーな Scala で OSS をやるなら、Seasar2 のように国内だけにフォーカスすることは考えられなかったこともあり、はじめから世界を視野に入れるということはごく自然な流れでした。

私の OSS に対する取り組みには「仕事で使えるものを提供したい」というポリシーがあるのですが、考えてみるとこれはかつての Seasar コミュニティの影響を受けていることに気づきます。
世界中に広く受け入れられたという状況にはまだまだたどり着けていませんが、私の OSS に対する取り組みについて Seasar コミュニティの皆様にお話させていただければと思います。

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久保雅彦(@jflute)

Seasarで育ったDBFlute、スタートアップ現場でのJava8とSeasarを思う

スタートアップでJava8を使うことも多くなってきました。ただ、話を聞くと色々と悩んでいるようです。もはや古いと言われながらも、Seasarをスタートアップの中で使っているという話はよく耳にします。

少なくとも事業会社においては、Seasarの価値、まだまだあるのでしょうか?Lambdaなど革新的な機能の入ったJava8でSeasarを活かすにはどうしたらいいでしょうか?その謎に迫り、DBFluteがちょっとおもしろいことをしてみました。どうぞお楽しみに。

  • SeasarとDBFluteの関係
  • リーンスタートアップ・インクリメンタル開発の特徴
  • 事業会社でのSeasarの価値
  • Java8でSeasarを動かすには?
  • おもしろいこと

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中村知成

継続的インテグレーションの過去・現在・そして未来 〜ヌーラボの事例と共に考える〜

今でこそ広く受け入れられている継続的インテグレーション(CI)。
しかし、ほんの数年前はその概念も有用性も今ほど認識されておらず、私が携わっている Jenkins コミュニティの中でも各ユーザが試行錯誤しながら適用範囲や使いかたを模索している状況でした。そしてそれはヌーラボでも例外ではなく、ごく一部でCIを利用するにとどまっていました。

本発表では、いかにしてCI環境を整えていき、なくてはならないものになったのか、ヌーラボでの事例を紹介します。また、CIに関する現在の課題とそれに対する解決方法を考えたいと思います。

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吉澤毅

Seasar2 の開発が中止されてからも、システム開発、 Web は進化し続けています。

これまで自分が携わってきた受託 Web 案件では Seasar2 を使い続けてきましたが、新規サービス開発や既存サービスへの機能追加では Play Framework という OSS フレームワーク、 Scala という言語を採用し始めるプロジェクトも少しずつでてきました。

Play Framework と JVM で動作する Scala という言語の組み合わせは、 Seasar2 を使っていたころと比べ何が良くなったのか、悪くなったのか。 Seasar2 ユーザーだった立場から、実際に採用してみて感じるフレームワークの機能、言語およびコミュニティなどといった観点から比較をし、 Seasar2 を使ってきた人にとって次のフレームワークになると言えるのか考察してみたいと思います。

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